こんにちは。
はるです。
不妊治療について記事を書く前に、このブログで不妊治療について記事にしようと思ったきっかけをまとめました。
まず最初に、不妊治療を始めることになった経緯についてお話します。
私は看護師として15年以上働き、その後、助産師の資格を取得し、今は大学病院の周産期センターで働いています。
結婚したのは、私が30歳の時で、今の職場に就職した5年前です。
元々、助産師になりたいと思っていた私は、今の職場で2年間勤務し、一度退職してから助産師学校に入学し、助産師として現職場に再就職しました。
もちろん、学生のうちは妊娠できないし、助産師として再就職してから妊活すれば授かるだろうと思っていました。
その時までは…。
助産師として再就職し、新しい業務をこなしながら、徐々に妊活を始めていきました。
元々、月経不順があり、また鎮痛薬を服用しないと仕事ができないくらい生理痛が重かった私。
まずは、基礎体温を測り、タイミングを合わせることにしました。
けれど、夜勤もある不規則な勤務形態で、なかなか同じ時間に基礎体温は測れないし、夫とタイミングを合わせることにも一苦労しました。
そんな生活を始めて1年がたった頃、なかなか妊娠しないことに多少の焦りを感じ、職場の仲の良かった産婦人科医師に相談しました。
業務の合間に超音波検査を行ってもらい、子宮や卵巣の状態をみてもらいました。
子宮は異常なしでしたが、問題は卵巣にありました。
その時は色々と検査をしていなかったので、確定診断までには至りませんでしたが、多嚢胞性卵巣症候群ではないかとのことでした。
(この疾患についてはまた詳しくまとめます)
そのため、排卵障害が起きているのではないかと説明されました。
この時の率直な私の気持ちは
『何で私が…?』でした。
もちろん、産科で働いていると、妊娠・出産は奇跡だと常に思っているし、不妊治療を何年も頑張ってこられているお母さん達をたくさん見てきました。
けど、実際に自分が不妊治療が必要なんだと分かるとやはり、
『何で私が…?』という気持ちを隠せませんでした。
ここから私の不妊治療が始まったのです。
そして、はじめにも書いた通り、なぜ不妊治療について記事にしようと思ったのかというと
『私の経験が誰かのためになるかもしれない
助産師として、不妊治療経験者として、
治療で大変な思いをしている人を支えることができるのではないか』
という考えからでした。
不妊治療ってとてもナイーブな話だと思いますし、簡単に誰にでも相談できる話ではないと思います。
そして、何年も治療をされている方々は先の見えない中で、身体的にも精神的にも辛い中、頑張っているのだと思います。
貴方はひとりじゃないということを知ってほしい。
そんな願いも込めて記事にしています。
貴方の支えや癒やしに少しでもなれれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
はる
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