不妊治療について

こんにちは。
はるです。

この記事では、顕微授精についてまとめています。

★顕微授精(ICSI)

・顕微鏡を用いて受精させる方法でを顕微授精といい、その中で卵細胞質内に直接精子を注入する方法を卵細胞質内精子注入法(ICSI)という。現在では顕微授精というとICSIを指すことがほとんどである。
・体外受精と同様に、受精卵を培養した後、胚移植を行う。
・ICSIでは1つの卵子に1つの精子があれば受精できるため、多精子受精のリスクが低く、受精率も高くなる。
・またICSIでは、精子に受精障害のある場合(精子無力症、乏精子症、奇形精子症、精子が卵子の透明帯を通過できない場合、男性または女性に抗精子抗体がある場合など)でも受精させることができる。
・ただし、ICSIの安全性については今もなお研究中であり、不必要なICSIは避ける必要がある。

適応
◎乏精子症精子濃度500万/mL以下でIVFによる受精が困難な場合
◎精子無力症運動精子数100万/mL以下、または運動率15%未満
◎無精子症精巣内精子採取術などの方法で精子を得られる場合
◎受精障害様々な因子により通常のIVFでは著しく受精率が低い場合

ここまで、不妊治療の流れや内容等を詳しくまとめてきました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

はる

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